不登校の原因について


不登校というと、これまでは学校嫌いからくる「登校拒否」を指しておりました。また日本では1980年頃から、不登校は増加傾向にあります。
この時はまだ不登校という概念は、何らかの理由で登校できないあるいは登校したくてもできない状態を指しておりました。
しかし様々な事例と報告により、現在では登校の意思を持ちながらも、心理的状態から身体的症状を含む登校忌避状態が生じ登校したくてもできない状態を指す様になりました。(1部ブリタニカ百科事典を参照しております)

この様に、不登校に対する考え方は拡張されてきております。不登校の理由としては、心理的・情緒的・身体的・社会的要因や背景が考えられます。
つまり要因も、1つではないことが分かってきたわけです。
以下は私の体験からお話しさせて下さい。
小学生から大学生まで、私のクラスメイトにも不登校の友人がおりましたが、当時は当事者への理解が及ばず、今考えると本当に可哀相な気持ちになります。「登校が嫌で朝食後、嘔吐する子」「友人とのコミュンケーションがなくなり、退学する子」「服薬により、朝起きられない子」、彼らは今でいう発達障害(自閉症の1種)ではないかと思うのです。読字障害(ディスレクシア)・アスペルガー症候群などです。
本当はご病気で不登校に陥っているにも関わらず、「弱い人間」「努力しない人間」として責められたことでしょう。

しかし現在、これだけ不登校が社会問題になり研究が進むのは、良いことだと私は思っております。それだけ不登校に関しての研究・理解がなされているということです。まだまだ現状は厳しく、子どもさん自身はもちろん親御さんもさぞつらいことと思います。
しかし現状分析から回復までの認識が高まっているということは、希望を持って良いと思います。焦ることなく、またご自身を追い詰めることなくご家族で向き合って欲しいと願っております。
何かの参考にして頂ければ幸いです。ご一読ありがとうございました。